タヴォラト岩(読み)タヴォラトがん(その他表記)tavolatite

岩石学辞典 「タヴォラト岩」の解説

タヴォラト岩

リューサイトに富む火山岩で,火山性集塊岩として産出する.大きなリューサイト,サニディン,アウイン斑晶が,リューサイト,アウイン,エジリンオージャイトの石基に含まれる岩石で,少量のネフェリンアルカリ長石ラブラドライト石榴石などを伴っている[Washington : 1906].霞岩とリューサイト粗面岩またはテフル岩の中間の岩石である.イタリア,ローマ(Rome)南西,ヴィア・アピア(Via Appia)のタヴォラト(Osteria de Tavolato)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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