20世紀日本人名事典 「ダイクケネス」の解説
ダイク ケネス
Dyke Kenneth Reed
- 国籍
- アメリカ
- 生年
- 1897年3月12日
- 没年
- 1980年1月17日
- 出生地
- ニューヨーク市
- 学歴〔年〕
- エシカル・カルチャースクール卒
- 経歴
- 1918年第1次大戦でドイツ、フランス戦線に従軍。復員後NBC入社、販売促進調査部長となった。’43年第2次大戦に参戦、’44年陸軍大佐となり、主に対日心理作戦に従事。日本敗北後’45年9月GHQの初代民間情報教育局(CIE)局長(同年末准将)となり、占領初期の教育、宗教、マスコミなどの民主化政策を強力に推進した。政治犯釈放、特高警察の解体、信教の自由、教職員パージ、報道の自由政策、天皇人間宣言の草案執筆、教育改革など、日本の戦後民主主義育成に大きく貢献。しかし’46年休暇で帰米中の発言がマッカーサーの怒りを買い、同年局長を辞任して帰国。のちNBC副会長。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報