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ダウンズ法(読み)ダウンズほう(その他表記)Downs process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダウンズ法」の意味・わかりやすい解説

ダウンズ法
ダウンズほう
Downs process

溶融食塩を電気分解して金属ナトリウムを製造する方法の一つ。現在世界的に採用されている。本法の特徴は,塩化カルシウムとの混合塩により約 600℃で電解でき,しかもカルシウム析出がほとんどなく,少量のものはナトリウムの上昇管の温度差を利用して,2NaCl+Ca⇔2Na+CaCl2平衡を右に移行させるためナトリウム純度が高く,かつカストナー法に比較して消費電力が少く,有用な塩素が得られるなどである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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