ダグラス反乱(読み)ダグラスはんらん(その他表記)Douglas Rebellion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダグラス反乱」の意味・わかりやすい解説

ダグラス反乱
ダグラスはんらん
Douglas Rebellion

1455年スコットランドで起ったダグラス家反乱。8代ダグラス伯ウィリアム (1425?~52) はジェームズ2世権臣であったが,51年国王をないがしろにして専横のふるまいに走ったため,翌年王は彼をスターリング城に招き,みずから刺殺した。弟の9代ダグラス伯ジェームズ (26~88) はこれを恨み,一族やイングランドヨーク公と結んで反乱を起した。 55年5月1日両軍はアーケンホームで戦ったが,ダグラス一族のアンガス伯とハミルトンが裏切ったためダグラス軍は敗れ,9代伯はイングランドに亡命した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む