20世紀西洋人名事典 「ダニールグラーニン」の解説
ダニール グラーニン
Daniil Aleksandrovich Granin
1918 -
ソ連の作家。
本名ゲルマン。
科学技術者として科学研究所に勤務するかたわら小説を書き始める。1949年短編「第2のヴァリエーション」と中編「海を越えた論争」を発表し、文壇の注目を浴び、「ヤロスラフ・ドムブロフスキー」(’51年)や「新しい仲間たち」(’52年)で地位を確立する。テーマは科学研究者の世界のスターリニズム告発である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報