ダム式発電所(読み)ダムしきはつでんしょ(その他表記)dam-type power plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダム式発電所」の意味・わかりやすい解説

ダム式発電所
ダムしきはつでんしょ
dam-type power plant

水力発電方式の一種で,河川ダムを築き,上流水位を高めて落差をつくり,そのエネルギー水車を回して発電する方法をとっている発電所

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のダム式発電所の言及

【水力発電】より


[構造による分類]
 (1)水路式発電所 河川をせき止めて直ちに取水し,比較的ゆるやかな水路で水を下流に導き,河川のこう配による落差を得て発電する方式である(図1)。(2)ダム式発電所 河川を横断してダムをつくり,ダム上流側の水位を上昇させて得られる落差を利用して発電する方式である(図2)。(3)ダム水路式発電所 ダムの水をいったん水路に取り,ダム水位の上昇分に下流河川のこう配をも加えて利用する発電方式である。…

※「ダム式発電所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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