ダルブッカ(その他表記)darbukka

改訂新版 世界大百科事典 「ダルブッカ」の意味・わかりやすい解説

ダルブッカ
darbukka

酒杯の形をした一面太鼓。ダラブッカdarabukkaともいう。中東,北アフリカのイスラム地域に広く分布する。枠は陶器,木材,金属などでつくり,それに羊,ラクダなどの革をはる。革面は膠(にかわ)か鋲(びよう)で固定し,底面はあいたままである。ふつうは片腕にかかえるか,または両脚の間にはさんでおき,指でたたく。その指さばきは技巧的で複雑である。民俗・古典音楽に用いる。トンバク(ドンベク。イラン),デルボッカ(モロッコ,アルジェリア),デブレク(トルコ)など類似のものがあるが,地域により,大きさ,形状が異なる。
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