だれ場(読み)だれば

精選版 日本国語大辞典 「だれ場」の意味・読み・例文・類語

だれ‐ば【だれ場】

〘名〙 演劇講談などで、演者の力量不足などのために、観客があきてくるような場面。
落語本能寺(1898)〈六代目桂文治〉「真打とても続き物の席(くさり)によりますと、だれ場と云ふ者が御座いますが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「だれ場」の意味・読み・例文・類語

だれ‐ば【だれ場】

講談・落語などで、客が退屈するような地味な場面。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android