ダンマム(読み)だんまむ(その他表記)Dammām

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダンマム」の意味・わかりやすい解説

ダンマム
だんまむ
Dammām

サウジアラビア北東部、アラビア湾(ペルシア湾)に面する港湾都市。ハサ地方の中心都市で、東部州の州都。人口69万7700(2003推計)。気候は夏と冬の気温差が小さく15℃から40℃の間で、年降水量は100ミリメートル程度である。油田地帯の中心に位置し、第二次世界大戦後、同国有数の原油積出し港として急速に発展した。首都リヤドから鉄道が通じ、周辺には工業発展の一中心地ジュバイル、原油生産地のアブカイク、農業中心地のフフーフがある。

[片倉もとこ]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む