ダンマム(読み)だんまむ(その他表記)Dammām

デジタル大辞泉 「ダンマム」の意味・読み・例文・類語

ダンマム(Dammam)

サウジアラビア東部の港湾都市ペルシア湾最大級の商港を擁す。内陸部に世界最大の埋蔵量を誇るガワール油田があり、原油の積出し港として発展した。ダンマームダンマン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダンマム」の意味・わかりやすい解説

ダンマム
だんまむ
Dammām

サウジアラビア北東部、アラビア湾(ペルシア湾)に面する港湾都市。ハサ地方の中心都市で、東部州の州都。人口69万7700(2003推計)。気候は夏と冬の気温差が小さく15℃から40℃の間で、年降水量は100ミリメートル程度である。油田地帯の中心に位置し、第二次世界大戦後、同国有数の原油積出し港として急速に発展した。首都リヤドから鉄道が通じ、周辺には工業発展の一中心地ジュバイル、原油生産地のアブカイク、農業中心地のフフーフがある。

[片倉もとこ]

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