チアントール(読み)ちあんとーる(その他表記)thianthol

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チアントール」の意味・わかりやすい解説

チアントール
ちあんとーる
thianthol

皮膚寄生虫などの除去に用いられる薬剤で、硫黄(いおう)の化合物。1919年にドイツのバイエル社で創製された。古くから疥癬(かいせん)の治療に外用で用いられている。帯黄色の粘性の液で、不快でない弱いにおいを有する。疥癬虫ケジラミなどの皮膚寄生虫のほかに、白癬菌など皮膚糸状菌に対しても強力な発育阻止作用を有する。また、鎮痒(ちんよう)・消炎作用もあり、軟膏(なんこう)、外用液剤として塗布して用いる。日本薬局方にはイオウ・サリチル酸・チアントール軟膏、複方チアントール・サリチル酸液が収載されている。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む