チウチュワン市(読み)チウチュワン(その他表記)Jiuquan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チウチュワン市」の意味・わかりやすい解説

チウチュワン(酒泉)〔市〕
チウチュワン
Jiuquan

中国西北地方,カンスー (甘粛) 省北西部の市。チウチュワン地区の行政中心地がある。チーリエン (祁連) 山脈北麓,ホーシー (河西) 回廊にあり,ペイター (北大) 河に沿うオアシスを中心に発達。中国と西アジアを結ぶ交通路の要地で,漢代に酒泉郡がおかれ,隋代には「粛州」と呼ばれた。オアシスではコムギアワ果樹などが栽培される。人口 30万 947 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android