チオエステル(その他表記)thioester

デジタル大辞泉 「チオエステル」の意味・読み・例文・類語

チオエステル(thioester)

カルボン酸チオール脱水縮合反応によって生成される化合物。→高エネルギー化合物
[補説]生体内では糖・脂質アミノ酸を分解する過程チオエステル結合をもつアセチルCoAなどが生成され、エネルギー代謝に重要な役割を果たしている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android