チオエステル結合(読み)チオエステルケツゴウ

デジタル大辞泉 「チオエステル結合」の意味・読み・例文・類語

チオエステル‐けつごう〔‐ケツガフ〕【チオエステル結合】

カルボキシル基(-COOH)とチオール基(-SH)が脱水縮合してできる結合(-CO-S-)。高エネルギー結合一つ。→チオエステル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「チオエステル結合」の解説

チオエステル結合

 RC(=S)OR構造をもつ化合物をいうが,チオールエステル結合(RC(=O)SR)も含める場合がある.生化学では通常後者をいう.例えばアセチルCoA酢酸CoAの間の結合など.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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