チオクロム

化学辞典 第2版 「チオクロム」の解説

チオクロム
チオクロム
thiochrome

C12H14N4OS(262.34).イースト中の着色物質.チアミンのアルカリ性フェリシアン化カリウムまたは臭化シアン酸化により生成する蛍光物質.淡黄色の結晶.分解点228~229 ℃.λmax 390 nm(ε 16×103,pH 2.1),367 nm(ε 20.6×103,pH 7.1).水,エタノール,アセトンに易溶,ベンゼン,エーテルに不溶.アルカリ性水溶液は365 nm で励起すると,430 nm の強い蛍光を発し,チアミンの定量に用いられる.チアミンリン酸エステル類も同様な変化を示す.[CAS 92-35-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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