チオバルビツール酸反応(読み)チオバルビツールサンハンノウ

化学辞典 第2版 「チオバルビツール酸反応」の解説

チオバルビツール酸反応
チオバルビツールサンハンノウ
thiobarbituric acid reaction, periodic acid-thiobarbituric acid reaction

】2-チオバルビツール酸(a)が脂肪の酸化生成物であるマロンジアルデヒド(b)と反応して赤色の縮合物を生成することを利用して,脂質中の過酸化物の測定に用いられる.過ヨウ素酸-チオバルビツール酸法ともいうべきもので,シアル酸の定量法としてよく知られている.すなわち,シアル酸を過ヨウ素酸酸化するとβ-ホルミルピルビン酸(c)が生成するが,亜ヒ酸ナトリウムでヨウ素に起因する黄色の発色を消し,(a)を加えて加熱し,氷冷後,色素シクロヘキサンで抽出し,549 nm で比色,微量定量するものである.なお,過ヨウ素酸酸化によって2-デオキシ糖はマロンジアルデヒドを生成するので,糖類の分解反応にも拡張されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

新しい環境に適応できず,焦り,ストレスを感じ,気持ちが落ち込むうつ状態。医学用語ではなく通称。もとは大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力,無関心になることから名づけられたが,時期は5月にかぎら...

五月病の用語解説を読む