チザルピノ

百科事典マイペディア 「チザルピノ」の意味・わかりやすい解説

チザルピノ

古代ローマが属州ガリアアルプスで区分したときの呼称もとで,ローマから見て〈アルプスのこちら側〉の意。ルビコン川を南境とする北イタリア地方をさす。本来のガリアであるトランスアルピノの対。1797年―1802年,ナポレオンのイタリア遠征によりこの地にチザルピナ共和国成立。1805年イタリア王国と名を変え1814年まで存続。→ナポレオン戦争

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 ルビコン川

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む