チチブクジラ

最新 地学事典 「チチブクジラ」の解説

チチブクジラ

学◆Diorocetus chichibuensis

1984年に秩父の中部中新統から発見されたヒゲクジラ亜目ケトテリウム科Diorocetus属の化石種吉田健一ほか,2003)。頭蓋の最大前後長1049±mm,最大幅428mm。ケトテリウム類は吻部中央を構成する要素(前顎骨上顎骨・鼻骨)の後退様式により2分されるが,本種は吻部要素の後退が少ないタイプ。Diorocetus属の別化石種hiatusは鼻骨の形態後方に狭くなるくさび形であり,本種は長矩形で明瞭に区別される。同じDiorocetus属には化石種ショウバラクジラも知られる(H. Otsuka et al., 2008)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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