集集地震(読み)チチじしん

最新 地学事典 「集集地震」の解説

チチじしん
集集地震

Chichi earthquake

1999年9月21日1時47分16秒(台湾標準時)に台湾中部の北緯23.85度,東経120.82度,深さ8kmを震源としM7.3,Mw7.7の地震が発生。震源断層は長さ100km,幅50km,平均ずれ変位2.2m。南投魚池で震度7,日月潭,名間などで震度6(台湾震度階),南投県,台中県の被害が甚大,死者2,415人,全壊家屋51,711棟(台湾の中央気象局による)。20世紀に台湾島内で発生した最大地震で,被害も最大。ユーラシアプレート内逆断層。車龍埔(Chelungpu)断層に沿って長さ約80公里にわたり地表地震断層が現れた。地表最大水平変位は台中市で8.91m,最大鉛直変位も台中市で4.02m隆起。この地震後2000年に台湾は9月21日を国家防災の日とし毎年防災訓練。集集は,台湾ではChichi,中国ではQiqiと表記。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集集地震」の意味・わかりやすい解説

集集地震
しゅうしゅうじしん

1999年9月 21日午前1時 47分 (現地時間) ,台湾中西部で発生した直下型地震。南投県集集鎮を震源とすることからこの名がついた。マグニチュード 7.6。被害は死者 2400人以上,負傷者約 8700人,全半壊した建物 10万戸以上に上った。台湾東海岸付近ではユーラシア・プレートとフィリピン海プレートが衝突しており,そのため台湾内陸部には南北に走る複数の活断層がある。集集地震はその一つ,車籠埔断層が動いたために起きたとみられ,断層は約 80kmに及んだ。

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