ちちんぷいぷい 御世(ごよ)の御宝(おたから・おんたから)
- 幼児が転んだりぶつけたりして体を痛めたときに、痛む所をさすりながらすかしなだめること。また、そのときに唱えることば。手品などを子どもに見せるときに呪文のようにも唱える。一説には、智仁武勇は御世の御宝の意ともいわれる。ちちんぷいぷいおんたから。ちちんぷいぷい。
- [初出の実例]「書林曰く、本だ、まかせろな、ほりたや売たら高かんまん、チチンプイプイ御代(ゴヨ)の御宝(オンタカラ)と言かとおもへば桜木と変じ」(出典:滑稽本・古朽木(1780)序)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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