チヂミトサカ(その他表記)Nephthea chabrolii

改訂新版 世界大百科事典 「チヂミトサカ」の意味・わかりやすい解説

チヂミトサカ (縮鶏冠)
Nephthea chabrolii

花虫綱チヂミトサカ科の腔腸動物(刺胞動物)。紀伊半島以南からインド洋までの暖海に広く分布し,水深5~20mの岩石に着生する。高さ5~10cmの淡褐色の樹枝状群体をつくる。主幹から数本の枝が出,それらがいくつにも分岐してできた小枝の周囲に棍棒状のポリプが総状についているが,これがこの種の大きな特徴である。ポリプは長さ,幅ともに1mm以下で退縮せず,紡錘状の骨片が縦列に並んでいる。暖海を彩る動物の一つ。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のチヂミトサカの言及

【ウミトサカ(海鶏頭)】より

…花虫綱ウミトサカ科Alcyoniidaeとチヂミトサカ科Nephtheidaeに属する腔腸動物(刺胞動物)の総称。8本の触手をもった多くのポリプが集まって高さ10~50cmくらいの群体をつくるが,体が多肉質で,骨軸をもたないので全体は軟らかい。…

※「チヂミトサカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む