チャウピュー(英語表記)Kyaukpyu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャウピュー」の意味・わかりやすい解説

チャウピュー
Kyaukpyu

ミャンマー西部,ラカイン州チャウピュー郡の行政中心地。ラカイン州の沖合い,ベンガル湾に浮かぶラムリー島北岸に位置する。16~17世紀頃から石油が採掘され,アラカン国(ムラウー朝。1430~1785)の有力な財源であった。歴史的にインドベンガルとの結びつきが強い。漁業が盛んで,海産物を移出する。石油の埋蔵が確認されているが,今日まで商業的開発はされていない。人口 1万9456(1983)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android