ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュイチン地区」の意味・わかりやすい解説 チュイチン(曲靖)〔地区〕チュイチンQujing 中国西南地方,ユンナン (雲南) 省東部の地区。ティエントン (滇東) 高原の山地,丘陵地にあり,ナンパン (南盤) 江の源流部が谷を刻む。チュイチン市ほか7県と1自治県から成り,行政中心地はチュイチン市にある。イネ,トウモロコシ,コムギのほか,タバコ,アブラナ,サトウキビ,ナンキンマメなどを栽培する。ユンイエン (雲煙) の名で知られる葉たばこの主産地の一つである。シュワンウェイ (宣威) 県はハム,シュンティエン (尋甸) ホイ (回) 族イ (彝) 族自治県はヤンリン (楊林) 酒を特産。地下資源はホイツォー (会沢) 県の鉛と亜鉛が知られる。いくつかの県に化学肥料工場がある。カルスト地形が発達している。クイクン (貴昆) 鉄道が通る。住民は漢族,イ族,ホイ族,ミヤオ族。人口 522万 7740 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by