普及版 字通 の解説
11画
[字訓] なく・たわむれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(周)(しゆう)。に雕(ちよう)・綢(ちゆう)の声がある。〔説文〕二上に「(てうかう)なり」とあり、鳥などがせわしく鳴く声をいう。擬声的な語である。
[訓義]
1. 鳥などのなく声、大きな声、小さな声、さえずる。
2. あざける、ほらをふく、ことばが多い。
3. 調と通じ、たわむれる、からかう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アザケル・モチカフ/ アザケル・タハブル・トトノフ・サヘヅル
[語系]
de、tiuは声近く、tjiuや呪・(祝)tjiukも同系の語で、たわむれあざける意がある。
[熟語]
啾▶・▶・▶・謔▶・笑▶・▶・▶
[下接語]
詼・戯・善・談・・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報