チュニス県(読み)チュニス(英語表記)Tūnis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュニス県」の意味・わかりやすい解説

チュニス〔県〕
チュニス
Tūnis

チュニジアの北東部,チュニス湾にのぞむ県で,チュニス市街,メジェルダ川の下流右岸地方,ミリアヌ渓谷下流を含む。経済活動は,ブドウや市場向け野菜が主体である。共和国の 23県のうち最も面積が小さいが,最も人口が多く,県都は国内最大の都市で,首都のチュニスが兼ねる。チュニスの大都市圏は県域をこえて広がっている。面積 346km2。人口 88万 1560 (1994推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android