チュラーロンコーン(その他表記)Chulalongkorn

山川 世界史小辞典 改訂新版 「チュラーロンコーン」の解説

チュラーロンコーン
Chulalongkorn

1853~1910(在位1868~1910)

タイ国現王朝の第5代国王。ラーマ5世(Rama V)ともいう。王弟たちを支えとする強力な親政体制の下,英仏植民地主義勢力と対峙しつつ中央集権的な国家統治の確立を図り,近代タイ国家の基礎を築いた。奴隷制の漸次廃止を始めとする行財政,司法教育など諸制度の近代化改革はチャクリー改革と総称される。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュラーロンコーン」の意味・わかりやすい解説

チュラーロンコーン

「ラーマ5世」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android