チロル銅鉱(読み)チロルどうこう

最新 地学事典 「チロル銅鉱」の解説

チロルどうこう
チロル銅鉱

tyrolite

化学組成[Ca2Cu29+(AsO44OH8(CO3)(H2O)11](H2O)xx=0〜1)の鉱物単斜晶系,1Mと2Mポリタイプあり。空間群は各々P2/cC2/m,格子定数1Ma2.7562nm, b0.5568, c1.0466, β98.07°,2Ma5.4520nm, b0.5564, c1.0465, β96.43°,単位格子中2(1M)および4(2M分子含む。葉片状結晶の扇形集合,繊維状結晶のぶどう状集合など。鮮緑~緑青~天青色,半透明ガラス光沢~真珠光沢劈開{001}に完全。硬度~2,比重3.18。薄片では淡緑~黄緑色,屈折率α1.694, β1.726, γ1.730, 2V(-)~36°, 光分散rv強。主に銅鉱床の酸化帯に,雲母銅鉱など銅の二次鉱物などと産する。名称は,原産地のオーストリア,Tyrolに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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