デジタル大辞泉 「ちんこ芝居」の意味・読み・例文・類語 ちんこ‐しばい〔‐しばゐ〕【ちんこ芝居】 十代前半ぐらいの子供たちで演じる芝居。大坂の竹田芝居で前芸に行われたのが起源という。天明(1781~1789)ごろから首振り芝居を演じ、大正ごろまで行われた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ちんこ芝居」の意味・読み・例文・類語 ちんこ‐しばい‥しばゐ【ちんこ芝居】 〘 名詞 〙① 格の低い劇場で演じる、小芝居をいう大坂の呼称。ちんこ。[初出の実例]「いやみ。〈略〉ちんこ芝居の物まね丸裸になる男自慢の仕打」(出典:洒落本・虚実柳巷方言(1794)中)② 江戸時代から明治初年まで行なわれた、子ども芝居。天明五年(一七八五)、大坂に始まるという。ちんこ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のちんこ芝居の言及 【子供歌舞伎】より …からくり人形の竹田芝居が,からくりの前芸または間狂言として江戸中期に始めたもので大坂で流行した。ちんこ芝居,首振り芝居,身振り狂言などともいい,多くは浄瑠璃につれて無言で身振りや表情をみせた。人形芝居の形式を歌舞伎が継承し,明治中期に初世中村吉右衛門,初世中村又五郎らを中心とした子供芝居が流行,これは役者養成の役割も果たした。… ※「ちんこ芝居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by