現代外国人名録2016 の解説
ツァヒャギン エルベグドルジ
Tsakhiagiin Elbegdorj
- 職業・肩書
- 政治家 モンゴル大統領 元モンゴル首相
- 国籍
- モンゴル
- 生年月日
- 1963年3月30日
- 出生地
- ホブド県
- 学歴
- リボフ軍政大学(ソ連)〔1988年〕卒,ハーバード大学(米国)大学院〔2002年〕修了
- 経歴
- 遊牧民出身で、8人兄弟の末っ子。旧ソ連で軍事ジャーナリズムを学ぶ。帰国後、「Ulaan-Od(赤い星)」編集主幹、「ザ・デモクラシー」編集主幹、デモクラティック・ユニオン会長など歴任。1989年12月民主化運動の13人の1人として、集会結社の禁止を無視して立ち上がり、’90年モンゴル人民大会議代議員。’92年2月発効の新憲法の草案作りに関わる。同年6月新憲法下での第1回総選挙でモンゴル民主党より国民大会議(国会)議員に当選。’96年から副議長を務めた後、’98年4月民主連合政権で史上最年少の首相に就任するが、国営銀行の経営破綻などの混乱で7月辞任。のち中道右派の祖国民主同盟に所属。2004年9月同同盟と人民革命党の連立内閣で再び首相に就任。2006年1月人民革命党との関係悪化により同内閣は任期満了を前に総辞職。2006〜2008年民主党党首。2008年6月の総選挙後に暴動が発生した時、陣頭指揮で説得に当たり人気が高まった。2009年5月大統領選で現職のエンフバヤルを小差で破り初当選、6月就任。2013年6月再選され、7月2期目。親日派。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報