ツエタケ(読み)ツエタケ(英語表記)Oudemansiella radicata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツエタケ」の意味・わかりやすい解説

ツエタケ(杖茸)
ツエタケ
Oudemansiella radicata

担子菌類マツタケ目シメジタケ科で,一名イッポンササゴ。夏秋の頃,林下の地上に生える。しばしば枯れ根に連なっている。傘の径5~11cmで,その形は初めは丸山形,のちにほとんど平らになり縁だけやや内側巻き中央はやや高まっている。傘の表面灰褐色または黄褐色ひだは直生で,柄は中央につき,まっすぐで太さ 0.5~1.5cm,長さ7~20cmに及ぶ。和名はこの柄の形よりつけられたもの。北海道から九州にかけて知られ,汎世界的に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android