ツォンウェン渓(読み)ツォンウェンけい(その他表記)Zengwen xi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツォンウェン渓」の意味・わかりやすい解説

ツォンウェン(曾文)渓
ツォンウェンけい
Zengwen xi

タイワン (台湾)南西部を流れる川。アーリー (阿里) 山脈南部に源を発し,南西流してタイナン (台南) 平原に出る。西流してタイナン(台南)市北方でタイワン(台湾)海峡に注ぐ。早くからタイナン平原灌漑に利用されてきた。1973年中流部にツォンウェン(曾文)ダムが完成し,タイワン最大の水力発電が行なわれるほか,飲料水,灌漑用水を供給している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android