ツジョン

化学辞典 第2版 「ツジョン」の解説

ツジョン
ツジョン
thujone

4-methyl-1-(1-methylethyl)bicyclo-[3.1.0]hexane-3-one.C10H16O(152.24).3-サビナノンともいう.多くの精油に含まれ,α-ツジョン33% とβ-ツジョン67% の平衡混合物として存在する.ともにメタノール様の臭いをもつ無色液体で,吸入するとけいれんを起こす.【】α-ツジョン(α-thujone):沸点200~202 ℃,74.5 ℃(1.2 kPa).0.9152.1.4490.-20.5°(クロロホルム).LD50 87.5 mg/kg(マウス皮下).【】β-ツジョン(β-thujone):沸点201~202 ℃,76 ℃(1.3 kPa).0.9193.1.4540.+77.33°(無溶媒).LD50 442.2 mg/kg(マウス,皮下).

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む