ツヅケ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツヅケ」の意味・わかりやすい解説

ツヅケ

能楽囃子手組の名。長唄や歌舞伎囃子にも用いられる。1句8拍の拍子の1・3・4・5・6拍に大鼓を,2・4・5・6・7・8拍に小鼓を打つもの。1 (大) ・2 (小) ・3 (大) ・4 (大小) ・5 (大小) ・6 (大小) ・7 (小) ・8 (小) となる。三つ地とともに最も代表的な囃子型とされ,平ノリ (小ノリ) という拍節的な部分で,特にそのリズム感を強調する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android