ツヅケ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツヅケ」の意味・わかりやすい解説

ツヅケ

能楽囃子手組の名。長唄や歌舞伎囃子にも用いられる。1句8拍の拍子の1・3・4・5・6拍に大鼓を,2・4・5・6・7・8拍に小鼓を打つもの。1 (大) ・2 (小) ・3 (大) ・4 (大小) ・5 (大小) ・6 (大小) ・7 (小) ・8 (小) となる。三つ地とともに最も代表的な囃子型とされ,平ノリ (小ノリ) という拍節的な部分で,特にそのリズム感を強調する。

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