つる割れ病(読み)つるわれびょう

百科事典マイペディア 「つる割れ病」の意味・わかりやすい解説

つる(蔓)割れ病【つるわれびょう】

おもにウリ類に発生する植物病。病原菌不完全菌類で,つるや葉がしおれ,株元の節間が,縦に割れたりするほか,罹病(りびょう)部分の維管束赤褐色に変わる。種子土壌支柱の消毒,病株の廃棄などで防除する。またブドウのつる割れ病ではつるに裂け目ができ,そのあとに黒い粒が生じ,生長をおさえる。患部を廃棄し,石灰硫黄合剤やボルドー液散布で防除する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む