山川 世界史小辞典 改訂新版 「ティドーレ王国」の解説
ティドーレ王国(ティドーレおうこく)
Tidore
モルッカ諸島のティドーレ島を中心に形成された王国。テルナテ王国と並ぶクローブ(丁子(ちょうじ))交易の中心地として16世紀~17世紀中葉に繁栄。テルナテに対抗して16世紀にはスペインそしてポルトガルと手を結び,17世紀初めには再びスペインに接近。17世紀後半以降オランダの影響下に置かれた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報