テグム

百科事典マイペディア 「テグム」の意味・わかりやすい解説

テグム(大【きん】)【テグム】

朝鮮半島の長い横笛。指孔が六つ,管端に調律および装飾用の七星孔が五つ。また指孔と歌口吹口)との間に芦の内側薄皮を張った清孔があり,そのため独特な音がする。指孔とかなり大きな歌口を巧みに扱うことで,微妙な音高の変化ができる。シナウィサンジョー散調)に用いられる民俗音楽用のものは,宮廷音楽用のものよりやや短い。チョッテとも。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む