テッサロニカ公国(読み)テッサロニカこうこく(その他表記)Thessalonica; the Principality of Thessalonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テッサロニカ公国」の意味・わかりやすい解説

テッサロニカ公国
テッサロニカこうこく
Thessalonica; the Principality of Thessalonica

1204年5月のビザンチン帝国没落後にできたラテン帝国支配下の封建公国 (1204~24) 。モンフェラートのボンファツ公を王とし,ギリシアテッサロニカ (現セサロニキ) が首都で,隣接マケドニアテッサリアを支配した。 24年末ギリシアの分離独立国家エピルスの王テオドルス・アンゲルスにより滅ぼされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android