化学辞典 第2版 「テトラクロロエテン」の解説
テトラクロロエテン
テトラクロロエテン
tetrachloroethene
C2Cl4(165.83).Cl2C=CCl2.ペルクロロエチレンともいう.ペンタクロロエタンC2HCl5を水酸化カルシウムで脱塩化水素すると得られる.無色の液体.融点-22.18 ℃,沸点121.2 ℃.1.6558.1.5018.不燃性で,洗浄剤,脂肪や樹脂の溶剤,十二指腸虫の駆虫剤などに使われる.LD50 8.85 g/kg(ラット,経口).[CAS 127-18-4]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報