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洗浄剤 せんじょうざいdetergent

翻訳|detergent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

洗浄剤
せんじょうざい
detergent

洗剤ともいう。衣類や食器,野菜,果物または人体についているさまざまな汚れを取除く界面活性剤。石鹸は古くから親しまれてきたが,20世紀に入ると合成化学によって合成洗剤が登場し,現在ではこれが主流を占めている。合成洗剤は主成分剤には ABS系洗剤,高級アルコール系洗剤,非イオン系洗剤があり,一方,用途別には洗濯用弱アルカリ性洗剤,洗濯用中性洗剤,台所用中性洗剤,住居用洗剤,シャンプー用洗剤,浴用洗剤,一般工業用洗剤などに区別される。洗剤の発達によって洗浄力が強化されたが,河川や湖沼,沿岸海域の汚染が問題になっている。 (→洗剤汚染 )  

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

洗浄剤

印刷用のインクを落とす液体で、揮発性の高い有機溶剤が含まれる。有機溶剤は印刷業や塗装業で使用。有害性があり呼吸器や皮膚から吸収され、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則で、局所排気装置の設置や尿中のたんぱくなどを調べる健康診断が義務付けられている。ジクロロメタンは規則の対象。1、2ジクロロプロパンは対象外。

(2012-07-08 朝日新聞 朝刊 1社会)

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栄養・生化学辞典の解説

洗浄剤

 →洗剤

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大辞林 第三版の解説

せんじょうざい【洗浄剤】

傷口などを洗浄するのに用いる薬剤。生理食塩水・昇汞しようこう水・硝酸銀水など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

洗浄剤
せんじょうざい
washing agent

物質の表面の汚れを清浄にする薬剤を一般に洗浄剤とよぶ。これには、酸やアルカリのような化学作用によるもの、またはクロロホルム(溶解作用)、軽石粉(機械作用)のように物理作用によるものと、界面活性作用によるものとに分けられる。化学作用によるものには、硫酸、塩酸、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、リン酸ナトリウムなどが、また物理作用によるものには、灯油(ケロシン)、テトラクロロエチレン、ベントナイトなどがある。界面活性作用によるものには衣料用、台所用、住居用などの洗剤がある。前二者は比較的激しい化学作用や物理作用によって汚れをとるため、誤用すると危険であるという理由で、清浄剤という名称として、界面活性作用に基づく洗剤と区別したほうがよいと提唱する人がいる。[早野茂夫]

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世界大百科事典内の洗浄剤の言及

【界面活性剤】より

…この性質によって水溶液の表面に正の吸着と配向が生じ,これが界面活性の原因となる。 界面活性をもつ物質は天然にはレシチンのようなリン脂質や,ある種のタンパク質が知られているが,現在工業的に製造されている界面活性剤は従来の牛脂,ヤシ油,魚油硬化油などの動植物性油脂を原料とするセッケン,脂肪族アルコール硫酸エステル塩のほかはほとんど合成品であり,とくに現在は石油化学工業から原料を供給されるアルキルベンゼンスルホン酸塩,ポリエチレンオキシド誘導体などがおもなもので,最も多く使用される用途は洗浄剤としてである。そして界面活性剤は水を溶媒として使用され,研究開発されてきたため,通常界面活性剤というと,溶媒として水を利用するものが中心となる。…

【洗剤】より

…洗濯,洗浄を行う場合に添加して,その効果をあげるために用いる物質。洗浄剤ともいう。代表的なものはセッケンであるが,最近は各種の合成洗剤も広く用いられている。…

※「洗浄剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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