コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

溶剤/溶材 ヨウザイ

百科事典マイペディアの解説

溶剤【ようざい】

(1)物質を溶解するために用いる液体物質。工業的には塗料,接着剤,石油,油脂,医薬,香料などの各分野で広く用いられ,その作用に応じて抽出剤,吸収剤,洗浄剤などと呼ばれることもある。
→関連項目産業公害シンナーフーゼル油有機塩素化合物

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

栄養・生化学辞典の解説

溶剤

 →溶媒

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ようざい【溶剤 solvent】

均一液相をなす混合物を構成している成分のうち,液体成分の一つを溶剤または溶媒といい,他の成分を溶質という。また金属工学でも製錬において溶剤が使用されるが,これは通常フラックスと呼ばれている。気体または固体が液体に溶解して均一な溶液をつくる場合には液体を溶剤といい,液体間で溶液をつくる場合には相対的に量の多いほうを溶剤とみなす。 溶剤は固体または液体の溶解,濃厚液の希釈に用いられるのみならず,化学反応を生起させる反応媒体として用いられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ようざい【溶剤】

物質を溶かすのに用いる液体。多くアルコール・シンナー・ベンジンなどの有機溶剤をいう。溶媒。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

溶剤
ようざい

溶媒」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

溶剤
ようざい
solvent

英語やドイツ語では区別しないが、日本では溶媒と溶剤とに区別し、使用する場所、あるいは立場によって使い分けている。溶剤のほうは「物質を溶かすために用いる液体」をさし、主として工学分野での用語である。これ以外の分野では、同じものを溶媒のなかに含めてしまうので、いろいろな事典、解説書類には溶媒、溶剤いずれかしか記述されていないものが少なくないが、これはあまり望ましくない。たとえば、ソルボリシスはやはり「加溶媒分解」であり、「加溶剤分解」とはいわないのが普通である。 [山崎 昶]
『篠田耕三編『合成と溶解のための溶媒』(1969・丸善)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の溶剤/溶材の言及

【溶媒】より

…溶体をつくる媒体,すなわち溶質を溶かすのに用いる成分を溶媒という。液体と,固体または気体とからなる溶液では,液体成分を溶媒という。液体と液体の溶液,固体と固体の溶体がつくられる場合は,多量に存在するほうを溶媒とみなす。普通は液体をさしていうことが多い。最も多くの物質を溶かしうる溶媒は水である。ほかにはメチルアルコール,エチルアルコールなどのアルコール類,ベンゼン,ベンジンなどの有機物が溶媒として用いられている。…

【フラックス】より

…溶剤,融剤,または媒溶剤とも呼ばれる。おもに,酸化物,塩化物,フッ化物からなる物質で,鉱石を製錬する際に用いられる。…

※「溶剤/溶材」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

溶剤/溶材の関連キーワードヤマト両面テープ <環境配慮型>クリーニング業界の違法操業問題脱脂ダイズ(脱脂大豆)ヒート・セット・インキテトラクロロエチレンプロピレングリコールドライクリーニングイソプロパノール過熱溶剤ベーパーホワイトガソリンクロロベンゼンオイルステイン発泡スチロールアセトニトリル二酸化炭素抽出有機溶剤中毒シンナー中毒合成樹脂塗料タックメイトリムーバー

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android