ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テペ・シアルク遺跡」の意味・わかりやすい解説 テペ・シアルク遺跡テペ・シアルクいせきTepe Sialk イラン中央部のカーシャーン地方のシアルクにある先史時代の遺跡。南北2つのテルから成り,新石器時代末より青銅器時代初頭を経て鉄器時代にいたる6期が確認されている。また南丘に接して前 10世紀前後のものと考えられる墓域 (ネクロポリスA,B) が発掘され,彩文嘴壺などを含む数多くのすぐれた遺物が出土した。なお発掘は 1933,34,37年にフランスの R.ギルシュマンらが行なった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by