てぼ神古墳(読み)てぼがみこふん

日本歴史地名大系 「てぼ神古墳」の解説

てぼ神古墳
てぼがみこふん

[現在地名]佐世保市萩坂町

弘法こうぼう岳の西の丘陵先端部にある遺跡。昭和四六年(一九七一)に発掘調査。周溝をもつ円墳で、出土した須恵器から七世紀初頭から中葉と考えられる。石室は大形石材を縦に用いて箱形に組んだもので、二枚の棺床面を備える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 臼玉

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android