テラマチオキナエビスガイ(読み)てらまちおきなえびすがい(その他表記)Teramachi's slit shell

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

テラマチオキナエビスガイ
てらまちおきなえびすがい / 寺町翁戎貝
Teramachi's slit shell
[学] Perotrochus africanus teramachii

軟体動物門腹足綱オキナエビスガイ科の巻き貝。四国沖から東シナ海、南シナ海、スル海を経て西オーストラリアまで分布し、水深200~600メートルの砂底にすむ。殻高80ミリメートル、殻径110ミリメートルぐらいに達し、殻は薄質で赤橙(せきとう)色、濃淡があって多少火炎状になる。殻表は細かい顆粒(かりゅう)からなる螺肋(らろく)で密に覆われている。体層はよく膨らみ、殻底まで同様の顆粒螺肋がある。臍孔(へそあな)は開かない。殻口は広く、外唇に切れ込みをもつ。本種は、アフリカに分布するアフリカオキナエビスガイの太平洋産の亜種である。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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