テレスコープアレイ実験(読み)テレスコープアレイジッケン

デジタル大辞泉 「テレスコープアレイ実験」の意味・読み・例文・類語

テレスコープアレイ‐じっけん【テレスコープアレイ実験】

極高エネルギー宇宙線を捉える観測計画。日本・米国ロシア韓国ベルギーの研究機関が参加する国際共同研究チームによる。米国ユタ州に複数台の大気蛍光望遠鏡と格子状に配置したシンチレーション計数管による粒子検出器により、エネルギー帯域が1エクサ(10の18乗)電子ボルトから100エクサ(10の20乗)電子ボルトという極高エネルギー宇宙線を観測する。2021年、244エクサ電子ボルトという非常に高いエネルギーをもつ、のちにアマテラス粒子と命名された宇宙線の観測に成功した。テレスコープアレイ計画。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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