アマテラス粒子(読み)アマテラスリュウシ

デジタル大辞泉 「アマテラス粒子」の意味・読み・例文・類語

アマテラス‐りゅうし〔‐リフシ〕【アマテラス粒子】

極高エネルギー宇宙線の一つ。2021年に米国ユタ州にあるテレスコープアレイ実験施設で、大阪公立大・東京大学などの国際共同研究チームが検出GZK限界を超えた244エクサ電子ボルトという非常に高いエネルギーをもち、1991年に検出されたオーマイゴッド粒子に次ぐ。名称天照大神にちなむ。到来方向は銀河系近傍のボイドと思われるが、発生源の特定や発生機構の解明には至っていない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android