テレフォス(その他表記)Tēlephos

改訂新版 世界大百科事典 「テレフォス」の意味・わかりやすい解説

テレフォス
Tēlephos

ギリシア伝説で,小アジアのミュシア王。ヘラクレスの子。トロイア遠征のギリシア軍が誤ってミュシアに上陸したとき,これを迎え撃ってアキレウスの槍に傷つけられたが,デルフォイで〈傷つけたものがまたいやすべし〉との神託を得たためアキレウスのもとを訪れ,彼の槍の錆によって傷をいやされた。テレフォスはその返礼としてギリシア軍にトロイアへの航路を教えたという。エウリピデスはこの話に取材して悲劇《テレフォス》(前438上演,現存せず)をつくったが,そのあまりにも写実的なせりふは喜劇詩人アリストファネスの大いに揶揄(やゆ)するところとなった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 水谷

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む