テレンプ

精選版 日本国語大辞典 「テレンプ」の意味・読み・例文・類語

テレンプ

  1. 〘 名詞 〙 ( 張地用の毛織物一種モケットをいうオランダ語 trijp の転か ) パイル織物一つパイルの経(たていと)にモヘヤ梳毛糸を使ったもの。椅子張地などに用いる。
    1. [初出の実例]「トキニ先生のお羽織は失礼ながら何か奇妙なものでごっすな、ハハア、てれん布(プ)、ヘヘエ蘭物(らんぶつ)かな」(出典滑稽本・早変胸機関(1810))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android