てんきり(読み)テンキリ

デジタル大辞泉 「てんきり」の意味・読み・例文・類語

てん‐きり

[副]最初から。てんで。てんから。
「他の人の身の上のことなど、―考えはしないんだ」〈葉山海に生くる人々

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精選版 日本国語大辞典 「てんきり」の意味・読み・例文・類語

てん‐きり

  1. 〘 副詞 〙てんから
    1. [初出の実例]「頭(テン)きり此方のいふことを聴いてくれるやうな向のものがない」(出典:続末枯(1918)〈久保田万太郎〉)

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