てんご

精選版 日本国語大辞典 「てんご」の意味・読み・例文・類語

てん‐ご【語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「」は、へつらうの意 ) へつらっていうことば。
  3. ねごと。
    1. [初出の実例]「習読不入意、如酔寝語」(出典童子教(13C後‐14C初か))

てんご

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てんごう」の変化した語 )
  2. わるさ。ふざけること。
    1. [初出の実例]「病む夫のてんご呵って堅ふ寐る」(出典:雑俳・若の浦(1805))
  3. 手淫。てんごう。
    1. [初出の実例]「その芸者はんの白い首筋見ながらてんごしたことかてありまっせ」(出典:羽なければ(1975)〈小田実〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「てんご」の読み・字形・画数・意味

【恬】てんご

楽しむ。

字通「恬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android