知恵蔵mini 「デスカフェ」の解説 デスカフェ 気軽に「死」について語り合う場所、およびその集まりのこと。2000年代初頭に、スイスの社会学者クレッタズが妻との死別を機に始めたとされる。日本でも2010年代にかけて、寺や福祉施設を含めたさまざまな場所や形態で催されるようになった。参加者は死にまつわる本の読書会をしたり、二人一組で弔辞を読みあったりするなどの活動を行う。タブーとされがちな「死」について語り合い、死を身近なものに感じることで、死への恐怖から解放されたり、生きる意味を見いだす機会となっている。 (2020-10-15) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報