デボン紀遊泳革命(読み)デボンきゆうえいかくめい

最新 地学事典 「デボン紀遊泳革命」の解説

デボンきゆうえいかくめい
デボン紀遊泳革命

Devonian nekton revolution

デボン紀に遊泳動物の多様化によって動物が爆発的に放散・進化したとする仮説。1977年にRichard Cowenによって提唱され,その後,2010年にChristian Klugらによって補強された。デボン紀になり,大型の顎口類やアンモノイド,オウムガイなど水塊で活発に捕食・採餌する動物が爆発的に放散・進化した。これらの遊泳動物の多様化によって,海洋の生態系においてより複雑な被食・捕食の関係が生まれ,新たなニッチの開拓につながった。遊泳動物の多様化には陸域からの栄養塩の供給による小型プランクトンの増大が起因していると考えられている。遊泳動物の増加により,底生生物はデボン紀以降,劇的に減少した。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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